2002年08月22日
PPフィルムの7月の出荷、OPPもCPPも前年同月超え
食品包装用がともに好調で、総合計は3万3,649t
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が21日に集計したところによると、7月のPPフィルムの出荷数量は、OPP(延伸PPフィルム)が2万1,238t、CPP(無延伸PPフィルム)が1万2,411tとなった。対前年同月比は、OPPが8.5%増、CPPが4.2%増。
 
 OPPは4ヵ月連続の前年同月超え。CPPは4月いらい今年2度目の前年同月超えである。両品種が揃って前年同月を上回ったのは、4月いらい今年2度目となる。

 7月の出荷が高水準となったのは、メーンの食品包装用が両品種とも好調であったため。OPPの食品包装用は1万4,320tで前年同月の実績の6.5%増、CPPは1万498tで同4.0%増となった。OPPの食品包装用の前年超えは、4、5月を合わせて今年3度目。CPPは4月いらいの2度目。食品包装用が揃って前年同月を上回ったのは4月いらい今年2度目である。
 もっとも、繊維包装用やその他の分野用も両品種ともめずらしく前年同月を上回った。
 
 この結果、OPPとCPPの両品種を合わせた7月の総出荷量は3万3,649tとなった。前年同月の実績を6.8%上回っている。