2002年01月23日
クウェートのナフサのプレミアム、トン5ドルに
3月からの1年分、需給緩和で大幅に縮小
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 わが国の石油化学企業や商社などとクウェート石油公社(KPC)とが東京で進めていたナフサのプレミアム交渉がこのほど決着した。
 
 今回の交渉は、今年3月から来年2月までの1年間に取り引きする石油化学用フルレンジ・ナフサの割増金をいくらにするかを話し合ったもの。この結果、スポット価格指標の一つであるプラッツオイルグラムの日本着の中値(MOP/J)からフレートを引いた価格にトン当たり5ドルを上乗せすることで日・ク双方が合意に達した。日本側各社が4ドルを主張、一方のKPCが6ドルを提示して話し合った結果、お互いが譲歩した。
 現在の取り引き分のプレミアムは、昨年3月~今年2月分と昨年8月~今年7月分のいずれについても13ドルとなっている。したがって今回は大幅な減額といえる。
 かねてから中東産油国は、ナフサの長期契約ものの価格に割増金を上乗せするシステムを採用しており、直近では、昨年11月にサウジ・アラムコと日本側各社が今年1月から6月までの半年分の価格を決めたばかり。ちなみに、サウジの軽質NGL(A-180)のプレミアムは従来の17ドルが5ドルに引き下げられ、またラビのフルレンジ・ナフサは14ドルから3.5ドルに、ジュベールのフルレンジ・ナフサは13ドルから2.5ドルにそれぞれ減額されている。
 なおKPCは、韓国やシンガポールの石油化学企業などとも同じ額のプレミアムを上乗せすることで23日までに合意した模様。