2002年08月23日
米国等からアジアへのプロピレンの流入が拡大
8〜9月の1ヵ月で3〜4万tの見通し
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 わが国の石油化学企業や大手商社筋が入手した情報によると、米国やサウジアラビア、さらには南アなどからアジア地域の持ち込まれるプロピレンの数量がここにきて急拡大している模様。
 
 米国からのFCCプロピレンが圧倒的多数を占めており、多くが台湾、フィリピン、インドネシアに陸揚げされるか、もしくは航海中という。昨年秋にも同じく米国からまとまった数量のプロピレンがアジア市場に流入したが、今年は数量が昨年を大幅に上回っており、8月から9月上旬までに流入する量は合計で3〜4万tに達するとの見方が多い。CFR価格の詳細は明らかでないが、520〜530ドルと想定されている。
 
 ここにきてアジア地域へのプロピレンの流入が活発になってきたのは、極東・アセアン諸国の石油化学企業や石油化学製品のトレーダーの間にプロピレンの先行きの需給が極度に逼迫するのではないかとの見方が広がってきたためと見られる。