2002年08月29日
プロピレンの輸入がさらに拡大
7月は前年同月の13倍の4,150tに
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 プロピレンの輸入に加速がついてきた。7月の輸入通関数量は4,150tで、前月を66.9%上回っている。前年同月の13倍という規模である。

 輸入プロピレンは全量が韓国品で占められている。4月に1,532t入ってきたのを皮切りに、5月2,158t、6月2,486t、そして7月に4,150t--とうなぎ昇りに増えている。
 この結果、7月までの累計は1万325tとなった。前年同期の32.4倍である。
 
 一方のエチレンの7月の輸入は6月に続いてゼロであった。累計は2万8,092tで前年同期の2.1倍となっている。累計の絶対量はプロピレンを大きく上回るが、これは4月に定修対策として1万1,987tの大量輸入があったせい。
 ここにきてプロピレンの輸入が増えてきているのは、プロピレン系誘導品の需要が内外ともに好調を維持していて国産のエチレンとの生産バランスにギャップが生じてきているためと見られている。
 プロピレンの外部依存度は、台湾やアセアン諸国でも急速に高まってきている。欧米からの流入が活発となっており、こうした傾向はアジア地域の秋の定修が終了するまで継続する公算というのが多くの商社やエチレンセンターに共通した見方となっている。