2002年09月06日
韓国・東部石化のSMプラントが一時操業停止
労働争議が影響、アジアの品不足が一段と深刻に
【カテゴリー】:海外
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 わが国のSM(スチレンモノマー)メーカー筋によると、韓国のSMメーカーの1つの東部石油化学のSM装置が5日、同社の労働争議の影響で操業を急遽停止した模様。
 
 設備規模は年産22万tと見られている。運休期間がいつまでになるかは明らかでないが、仮に長期化すると、アジア地域全体のSMの品不足状態は一段と深刻になる。

 SMの需給バランスは、中国をはじめとしたアジア各国の需要が予想以上に拡大してきたため全世界的に極度な逼迫状態にある。シンガポール・エルバのSM/POプラントが操業を開始したものの、POとの生産バランス上自ずと限界があって全体の品不足を補うに至っていない。
 しかも10月から11月にかけては、日本、韓国、台湾、サウジアラビアの各国で秋の定修が相次いで実施されるので品不足が一層深刻になる見通しだ。それだけに東部石化の早期操業再開が市場から強く望まれている。