2002年09月12日
イネオスフェノール、フォースマジュールを宣言
早くも各地のフェノールやアセトン市場がパニック
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 米・イネオスフェノールは12日、アラバマ州の大型フェノール工場の爆発事故の発生によるフォースマジュールを全世界に宣言した。
 
 これは、同事故でフェノール年産40万t装置(アセトン28万tを副生)が当分の間休止したままとなることに伴うもの。復旧までにどれくらいの期間がかかるかはまだ不明とされているが、昨年の独・ロイナ社の15万tプラントが爆発から復旧まで9ヵ月を要したことから、イネオスのアラバマ工場の場合は1年程度生産休止となる可能性が高いとの見方が有力。
 
 イネオスでは、来週中に、西欧の工場の製品の地域別の配分計画を明らかにするとしている。ただし、アジア向けは最も削減率が大きくなる心配がある。このためすでに、中国をはじめとしたアジアの市場ではフェノール、アセトン、ビスフェノールAの各製品を巡ってパニックに近い状態が発生している。