2002年09月20日
藤沢薬品、新規免疫抑制剤でファーマジェネシスと共同研究
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:藤沢薬品

 藤沢薬品工業は20日、米国の医薬品リサーチベンチャーであるファーマジェネシス社と、同社創製の免疫抑制剤「トリプトライド誘導体」(複数)について、ライセンス契約への移行、オプション権を含む共同研究契約を締結したと発表した。同社がオプション権を行使した場合、トリプトライド誘導体の移植、自己免疫疾患及び皮膚科領域での全世界における独占的な開発・販売権を取得する。

 移植領域は同社の重点指向領域の一つで、免疫抑制剤「プログラフ」は世界57カ国で販売されている。これに続く新規免疫抑制剤の研究開発にも積極的に取組んでいるが、移植領域での品揃えをさらに強化するため、ファーマジェネシス社との共同研究を決めた。

<ファ-マジェネシス社の概要>
1.社名: Pharmagenesis, Inc
2.所在地: 米国カリフォルニア州パロアルト(Palo Alto, California)
3.代表者: ニコラス・ドルズ会長兼CEO (Mr. Nicholas Druz, Chairman & CEO)
4.設立: 1991年
5.資本金: 34百万〓(約40億円)
6.従業員: 100名
7.売上: 約7百万〓(約8億円。2002 年見込)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=196