2002年09月20日
出光石化、徳山でエチレン装置の定修と増強工事をスタート
10月末にはダイリュートプロセスの採用で62万t態勢に
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 出光石油化学はこのほど、徳山工場内でエチレンプラントの定修と能力増強工事に着手した。
 
 同工場内のエチレンプラントの現有生産能力は、定修実施年で年産45万t、定修スキップ年で同49万8,000t。今回はこの装置を45日間運休して定修を実施するとともに、この間に手直しで同17万t規模増強する計画。したがって完工後の生産能力は定修年で同62万tとなる。

 増強に当たっては、同社が新開発したダイリュートプロセスを採用して、より効率良くエチレンを生産していける態勢を整える。狙い通りいくと、生産能力が増えるだけなく単位当たりのコストの合理化も図れることになる。石油化学分野でも国際生存競争が年々激しくなっている折だけに大きな意味を持つ。
 いずれは、同プロセスを千葉の同37万4,000tプラント(定修スキップ年は41万3,000t)にも適用していくことになるのではないかと見られている。