2002年10月02日
ナフサのC&Fジャパンの9月の平均は263ドルに高騰
前月を19ドル、前年同月を32ドル上回る
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、9月中にわが国の石油化学企業や商社などが国際トレーダーや産油国にオファーするなり契約するなりしたスポット価格(C&Fジャパン)の平均は、トン当たり約263ドルとなった模様。
 
 これを前月の平均に比較するとおよそ19ドルのアップとなる。率にして8%弱の上昇である。また、前年同月に対比すると約32ドル、率にして14%もの高騰である。C&Fジャパンの月間平均価格がトン260ドルとなったのは、01年6月の261ドルいらい15ヵ月ぶりのこと。
 これに伴い、わが国の石油化学各社は10月以降に再び強烈な原料高に見舞われることになる。
 
 センター筋の調べによると、今年に入ってからの各月のC&Fジャパンのおおよその平均価格は、1月の180ドルをボトムに、2月195ドル、3月234ドル、4月247ドル、5月237ドル、6月229ドル、7月235ドル、8月244ドル--と推移してきた。3月以降は比較的安定してきたが、9月に入って文字通りの急騰となったもの。
 これは、OPECの増産見送りと中東情勢に対する先行き不安感の高まりによって原油の国際スポット相場が各地で軒並み急上昇したことによるもの。今後も原油価格は高値を維持していく公算が濃厚と予想されているだけに、石化業界は一段と採算を圧迫されることになりそうだ。