2002年10月02日
プラ製容器包装のリサイクル、8月も前年を大幅に上回る
PETボトルも順調な伸び続ける
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 日本容器包装リサイクル協会の調べによると、市町村などが容器包装リサイクル法に沿って分別収集しているプラスチック製容器包装を対象とした再商品化(リサイクル)活動は8月も引き続き活発で、同月の総数量は前年同月を6割近く上回った。
 また、PETボトルのリサイクル量も順調な伸びを遂げ、前年同月比は20%強の増加となった。
 
 両品種のうちのプラスチック製容器包装(PETボトル以外のプラ容器包装)の8月のリサイクル数量(同協会の委託を受けて活動している事業者のリサイクル量)は、1万4,189tとなった。前年同月の実績を実に57.3%上回っている。この結果、4月から8月までの累計は6万9,954tとなった。前年同期に比べると70.6%の増加となる。
 大幅増の大きな要因としては、自治体等の分別収集活動が軌道に乗ってきたことと、新日鐵のコークス炉利用体制が今年度に入って一気に拡大したことの2点が挙げられる。8月の総処理量の47.6%はコークス炉による化学原料化でカバーされている。前年同月の構成比を5.4ポイント上回っている。構成比の第2位は高炉還元化で全体の27.2%を占めている。前年同月より9.9ポイント低くなっているが、これはコークス炉利用が急拡大したことによるもので、絶対量は引き続き増加している。材料リサイクルは第3位で構成比は14.4%となっている。
 
 一方のPETボトルの8月の総リサイクル量は1万1,068tで、前年同月を20.6%上回った。これに伴う4〜8月の累計は4万7,568tで、前年同期に比べるとこれも20.6%の増加となっている。前年比がプラ製容器包装ほど高くないのは、分別収集と再商品化がスタートして5年が経過していて急上昇の時期を過ぎたせいと見られる。
 PETボトルの8月のリサイクル量のうち、57.8%が繊維加工で占められている。前年同月よりさらに4.7ポイント上がっている。第2位はシート加工で、構成比は36.9%となっている。前年同月とほぼ同じ比率だ。他の用途はいずれも引き続き小さな規模にとどまっている。