2002年11月26日
ナフサの国際スポット相場、先週の平均は小反発
日本向けはC&Fトン当たり240ドル強に
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 大手商社や石油化学企業筋によると、石油化学用ナフサの国際スポット相場は先週に入って各地で小反発した。
 
 日本の商社や石油化学企業が国際トレーダーや産油国と契約するなりオファーするなりした価格(C&Fジャパン)の先週1週間の平均は、C&Fトン当たり240ドル強となった模様。週間単位では3週間ぶりの反発である。1週間前に比べると10ドル弱のアップとなる。
 北西欧の価格はCIF221ドルで、これも3週間振りの上昇である。前の週の平均に比べるとやはり10ドルがらみのアップとなっている。
 
 この背景は原油の国際スポット相場が再度上昇に転じていることにあるというのが関係各社に共通した見方。原油のスポット相場の上昇は、イラク情勢に変化がなくても、もともと冬場の需要期に差し掛かっているだけに強含みで推移して当然といえる。このため、今後も原油相場が下がる可能性はあまりなく、したがって石油化学各社ともナフサのスポット相場の大幅な下降は期待できないと判断している。