2002年01月09日
エチレンと誘導品のアジア相場が底を打つ傾向
ナフサのスポット相場の強含みへの転換が影響か
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 アジア地域におけるエチレンとその主要誘導品のスポット相場が年明けから若干持ち直してき始めた。わが国の商社の間には、ほとんど製品の市況が底を打って反転する傾向を示しているとの見方が広がっている。原料ナフサの国際スポット相場が原油の市況に引きずられて強含みとなってきたことが主因と見られている。
 直近の極東地区のエチレンの相場はトン当たりCFR300ドルの大台に戻り、300~310ドルの間で推移している模様。2週間前に比べると15ドル前後上がっている。これに触発されるように、VCM、SM、PS、ABSなどのオファー価格も上昇しつつある。ただし、ポリエチレンはまだ低水準に張り付いたままであり、同樹脂の市況が回復傾向を見せない間はまだ同地域の石油化学製品の相場の不安感は解消されないと言えそう。