2002年12月06日
ヴイテックの今村社長が会見「生き残りの条件整う」
「2年間で20億円のコストダウン図る」と明言
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ヴイテック

 ヴイテックの今村信和社長は6日記者会見し、同社の塩ビ事業全体の当面の体質強化策を明らかにした。この中で同社長は計画の狙いについて、「EDCからVCM、PVCにいたるまでの全部門にわたって思い切ったコスト合理化策を展開することで単独でも生き残っていけ強靭な企業体質を早急に構築することにある」と説明、アライアンスも視野に収めているものの、先ずは自らの体質強化に取り組むのが先決との考えを示した。発言要旨以下のとおり。
 
○塩ビ事業をとりまく環境は一段と厳しくなっており、今後も国内需要の拡大には期待がもてない。このため周囲にはアライアンスの一段の進展が必要との声も少なくない。

○しかし単独で生きていけない体質の弱いところが他の企業にアライアンスを持ちかけても成果は上がらず、相手に対しても失礼である。そうした点も考えて当社ではまずは自らに単独でも生き残っていける、強い事業体質の構築に取り組もうと今回具体策をまとめた。

○その内容は(1)EDCの自給率を100%にして高価な輸入EDCに対する依存度をゼロにする。(2)VCMとPVCの生産性の向上とともに強いコスト競争力を発揮できる生産体制に改める、の2点に集約される。

○こうした措置により向う2年間で計20億円のコスト合理化を果たしたい。見通しは十分ついている。アライアンスは体質の強いもの同志によって実現すべきものだ。当社の場合もそれができるようベストの条件を早急に整えたい。