| 2006年11月24日 |
| PetroChina 蘭州石油化学、新エチレンプラント生産開始 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) PetroChina の子会社蘭州石油化学の新しいエチレンプラントが甘粛省蘭州市で完成し、オンスペック生産を開始した。 プラント建設は2005年の第2四半期に開始された。同社は既存エチレン24万トンに対し、当初36万トン能力の増設を検討したが、最終的に45万トンに変更した。その結果、完成後の能力は69万トンとなった。投資額は約7億9千万ドル。 原料は自社の年1,050万トンのリファイナリーから供給する。 新設の誘導品能力は以下の通り。 HDPE/LLDPE 300千トン LDPE(Basell) 200千トン PP(Basell) 300千トン ブタジェン 90千トン Gasoline hydrogenation 340 千トン (うちガソリン207.5千トン、C5 92.3千トン、C9 33千トン) なお、同社では2010年までに、精製能力を1200万トンに、エチレンを100万トンに増設する計画を持っている。 中国政府はエチレンの中長期育成計画を設定、大規模エチレンの新設を進めるとともに、既存プラント中規模プラントを拡張し、100万トンに近い能力に引き上げる方針。 (既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=18407 ) |