ケムネット東京　通産省、資生堂と資生堂ファイントイレタリーの事業再構築計画を認定　資生堂、トイレタリー事業を分社化・再構築へ

2000年03月17日

通産省、資生堂と資生堂ファイントイレタリーの事業再構築計画を認定

資生堂、トイレタリー事業を分社化・再構築へ

【カテゴリー】：行政/団体
【関連企業・団体】：なし

　通産省生物化学産業課は17日、資生堂と資生堂ファイントイレタリーから3月3日付けで提出されていた「事業再構築計画」について、産業活力再生特別措置法に基づき本日付で認定した、と発表した。
　今回認定した事業再構築計画は、資生堂がトイレタリー事業を分社化し、エフティ資生堂に営業譲渡する。さらに資生堂ファイントイレタリーは、エフティ資生堂と合併することにより収益力の向上と競争力の強化を目指すとしているもの。
　また事業革新として、分社化によりロジスティックス機能の統合が図られることから、物流拠点の集約化、製品別販売予測検討システムの整備などにより、事業トータルでの販売費の低減を図ることを予定している。
　なお、今回の認定により、資生堂は新会社への出資時の登録免許税の軽減の特例などを受けることが可能となる。