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2003年03月14日 |
出光石化、新タイプの難燃ポリカーボネート/ABSアロイ開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
出光石油化学は14日、難燃剤を添加しない新規難燃PC/ABSアロイ材料「タフロン AC1070」を世界で初めて開発したと発表した。難燃剤を添加していないので、難燃剤問題を解決するとともに、マテリアルリサイクル性にも優れ、地球環境保護に貢献できるとしている。 同社はこれまで、独自のシリコーン共重合ポリカーボネートを使って、難燃剤を添加しないノンハロゲン・ノンリン難燃ポリカーボネート「タフロンAC1030」を開発してきた。今回の「タフロン AC1070」は、このシリコーン共重合ポリカーボネートと「ナノ制御難燃技術」をキーテクノロジーとして開発した、難燃剤を添加しない革新的な新規難燃PC/ABSアロイ材料としている。 対象用途は、大型複写機、プリンターなどの事務機器大型ハウジングや液晶プロジェクターなど耐熱性が必要なハウジング、事務機器内部の耐熱部品などで、当面年間3万トンの販売を目標にしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=747 |