2004年09月15日
日本ポリエチレン、今月末に四日市の小型設備を停止
コスト合理化策の一環、市場ニーズには川崎の設備で対応
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本ポリエチレン、日本ポリオレフィン、日本ポリケム

 日本ポリエチレンは、今月末に同社四日市工場内のLDPE(低密度ポリエチレン)プラントの操業を停止する。

 同プラントはHP-LDPE(高圧法低密度ポリエチレン)とEVA(エチレン酢ビコポリマー)の切り替え生産型設備で、生産能力は年7万5,000トン。稼動開始は1974年であった。長年にわたってわが国の需要家の厳しい品質要求にきめ細かく対応し、関連産業の発展に寄与してきたが、最近のチューブラー法設備の規模が各地で年産20万トンスケールに拡大しつつあるためコスト競争力の維持が困難となってきていた。このため、旧日本ポリケムと旧日本ポリオレフィンとが共同出資して現在の日本ポリエチレンを設立する計画を固めた当時から、コスト合理化策の一環として同設備の廃棄が課題の一つに取り上げられてきていたが、いよいよ実現の段階となったわけ。
 
 同社では、同設備による製品は10月以降川崎工場内のチューブラー設備で生産し、市場ニーズには従来と変わりなく的確に対応していきたいとしている。これに伴い、同社のポリエチレンの設備能力はHP-LDPE、L-LDPE、HDPEの3品種合計で年118万4,000トンとなる。