| 2006年07月21日 |
| 米CSB、昨年のフォモサ・プラスチックの爆発事故で調査結果報告 |
| 【カテゴリー】:行政/団体(海外、環境/安全) 【関連企業・団体】:なし |
米国CSB(米国化学物質安全性・有害性調査委員会)は20日、テキサス州ポイント・コンフォートのフォモサ・プラスチックの工場での爆発事故(2005年10月6日)の調査結果を発表した。 事故は原料の天然ガス又はナフサからエチレンやプロピレンをつくるOlefin〓プラントで発生したもので、フォークリフトがバルブに当たって破損し、大量のプロピレンが流出、引火したもの。従業員2人が火傷で重傷、14人が逃げる際に軽症を負った。 (既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=17277 ) CSBの調査によると問題点は以下の通り。 ・Olefin〓プラントに自動停止バルブがなかった。従業員は手動バルブに近寄れず、プロピレン流出を防げなかった。 ・破損したバルブはむき出しで、保護されていなかった。 ・鉄製の支柱が防炎処理されておらず倒壊した。このため通常ならプロピレンがフレアで処理される筈が、フレアに送れず、5日間燃え続けた。 ・従業員に防炎衣類が支給されていなかった。 CSBではこれを元にフォモサに対して勧告を行うとともに、本設備の設計に当たったKellogg, Brown, and Rootに対して、新設備の設計の際には最新の安全基準によるよう、勧告した。また、業界組織の化学プロセス安全センターに対し、ガイドラインの強化を指示した。 |