| 2007年07月26日 |
| キャボット、天津でカーボンブラック増設着工 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) Cabot Chemical (Tianjin) は19日、天津経済技術開発区(TEDA)の化学工業区でカーボンブラック工場増設の鍬入れ式を行った。 65百万ドルを投じて2系列を新設するもので、来年第4四半期に完成後は既存能力105千トンが合計250千トンとなる。 同社は昨年、第一期として61千トンと44千トンの2系列をスタートさせている。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=18157 Cabot Chemical (Tianjin) はキャボットと上海のHuaYi Group の上海焦化有限会社(Shanghai Coking Chemical Co.)との70:30 JV。 両社は上海にもカーボンブラックのJVのShanghai Cabot Chemical Co.を持っている。現在の能力は130千トン。 上海焦化が両JVに原料のコールタールを供給する。製品はタイヤメーカーに販売する。 なお、天津経済技術開発区(TEDA)では東海カーボンと住友商事が 80:20で出資する東海炭素(天津)有限公司が57百万ドルをかけて年産40千トン設備を建設し、2006年から生産を開始している。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=18345 |