| 2007年10月29日 |
| 中国・寧夏回族自治区のPVC工場スタート |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 10月18日、寧夏回族自治区石嘴山市(Shizuishan)で寧夏英力特化工(Ningxia Yinglite Chemical )のPVC 500千トン計画の第2期のうち、苛性ソーダ 90千トン、カーバイド法PVC 100千トンが完成し、試運転を開始した。 第2期分は合計で苛性ソーダ170千トン、PVC200千トンで、残りは来年第2四半期にスタートする。 参考 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=19260 同社の全体計画は苛性ソーダ400千トン、PVC500千トンを石嘴山市に建設するもので、3期に分かれている。 第1期は苛性ソーダ100千トン、PVC120千トンで、2005年6月に生産を開始した。操業は英力特化工、上海クロルアルカリ、英力特電力のJVの寧夏西方 PVC Companyが行なっており、その後、PVC能力を145千トンにアップしている。(第2期は英力特化工の単独投資) 第3期として、同じ立地で苛性ソーダ130千トン、PVC180千トンを計画しており、2008年以降に着工し、2010年のスタートを予定している。 なお、中国の2006年のPVCの生産は824万トン、輸入は115万トンで、46万トンの輸出を行なっている。 |