| 2008年06月23日 | |
| 蘭州化学、アクリル酸、アクリレートの生産開始 | |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
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(上海発=特約) ペトロチャイナ子会社の蘭州化学はこのほど、甘粛省蘭州でアクリル酸とアクリレートの商業生産を開始した。 165百万ドルを投じたもので、能力はアクリル酸が80千トン、アクリレート(メチル、エチル、ブチル)が115千トンとなっている。 業界筋によると、これは中国北西部では初めてのアクリル計画で、ペトロチャイナが開発し権利を持つ、プロピレンの2段階酸化によるアクリル酸製造技術、連続エステル化によるアクリレート製造技術を使用している。 2006年上半期に建設を開始し、昨年10月に建設が完成、本年4月から試運転を行なっていた。 蘭州化学は年産1050万トンの製油所と70万トンのエチレンコンプレックスを運営している。(写真添付) 参考 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=20246 中国のアクリル酸とアクリレートの能力は以下の通り(2008/6現在、単位:千トン) 2007年に中国は45.3千トンのアクリル酸を輸入しているが、同時に23千トンを輸出している。 BASF-YPC Co Ltd(南京) アクリル酸 160/アクリレート 215 Sinopec Beijing Eastern Petrochemical (北京) 80/ 95 Formosa Plastics Industrial Co (浙江省寧波) 160 / 230 Jiangsu Jurong Chemical Co Ltd (SunVic) (江蘇省塩城) 200 /250 JiLian (JiLin) Petrochemicals Ltd (吉林省吉林) 35 / 30 Shanghai Huayi Acrylic Acid Co Ltd (上海) 126/150 Shenyang Paraffin Wax Chemical Co Ltd*(遼寧省瀋陽) 80/ 130 Zhenghe Chemical (山東省) 40 / 60 PetroChina Lanzhou Petrochemical Corp (本記事) 80/115 Shandong Kaitai Industrial Co(山東省 シ博) 30/- 合計 アクリル酸 991/アクリレート 1,275 * 遼寧省瀋陽市の藍星グループ子会社の瀋陽パラフィンワックスケミカルは三菱化学の技術を導入 |