住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2009年01月07日
中国・無錫市、新横浜をイメージした東部ニューシティを建設
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

江蘇省の無錫市は09年、錫山東部に位置し、南の産業集積地である無錫新区に隣接した地域125平方キロで錫東新城(無錫東部ニューシティ)の建設に乗り出すことになった。インフラ整備に約200億元が投入される。

北京—上海間の新幹線・無錫新駅エリアの開発プロジェクトで製造業の高新技術産業園、環宇創新科技園の用地(45平方キロ)はすでに完成、現在、サービス業とインフラ投資を進めている。

ここではソフトパーク、ビジネス、先端居住区、緑化リクリエーションを展開、無錫独自の伝統文化も取り入れる。また、スポーツセンター、水辺公園、教育施設も配置する。太陽電池、セントラルエアコンデショニングなどの先端技術などを駆使したインテリジェントビルの都市空間をつくる。

無錫新駅を中心とするセントラル商業地区は面積約45.4平方キロ。経済活動やサービスアウトソーシング、ロジステック、金融センター、国際ビジネスセンター、国際学校、現代サービスオフィスなどの施設を今後5年かけて建設する。

同ニューシティには既に面積34.5平方キロの江南商業貿易物流城とVパークが出来上がっている。シティの西側には錫張高速と上海—南京高速が走っている。シティとしては製造業とサービス業を併せ持つ日本の新横浜をイメージしているといわれる。

錫山区には92年に創立した錫山経済開発区(面積50平方キロ、国家クラス)があり、電子材料、精密機械、自動車部品、紡績業などの産業を展開している。区にはすでに大型産業が集積されているわけで、整備された空港、鉄道、高速道路、港湾などとともに強力な産業力を備えているといえる。

新しい製造業としてはIC,液晶、生物医薬など、サービス業ではソフト産業、アニメなどの文化産業、科学研究開発・設計などを展開する方針。市には7大学、35専門学校、48科学研究所、7高等学校がある。

問い合わせは錫山経済開発区駐日事務所(TEL:03-5632-3791)





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