| 2014年03月10日 | |
| 住友化学、シンガポールのS-SBR 4万トン設備が稼働入り | |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
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住友化学は10日、シンガポール子会社の住友化学アジア社がジュロン島に建設していた溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)製造プラントが、7日、開業式を行なったと発表した。 式典には、シンガポール首相府のS・イスワラン大臣のほか、経済開発庁(EDB)、ジュロンタウン公社(JTC)などの要人多数が出席し前途を祝った。 プラントは総工費約100億円。昨年秋に完成し、試運転の後このぽど本格運転入りした。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/33439 S-SBRは、高性能省燃費タイヤ用の原料として需要が急速に拡大しており、今後も増加が見込まれている。 住友化学は独自の製造プロセスとポリマー変性技術で開発。高い省燃費性や耐磨耗性などの特徴を持つ。 生産能力は千葉工場の1万トンと合わせて年産5万トンとなった。 さらにグローバル展開を加速していく方針だ。 ■プラントの概要 ・ 立地場所 : シンガポール ジュロン島内 メルバウ地区 ・ 生産能力 : 年産4 万トン ・ 生産品目 : 高性能省燃費タイヤ用スチレンブタジエンゴム ・ 製 法 : 溶液重合法 <住友化学アジア社の概要> ・ 社 名 : Sumitomo Chemical Asia Pte Ltd ・ 設 立 : 1990 年7 月 ・ 資本金 : 151 百万US ドル ・ 出資比率 : 住友化学100% ・ 社 長 : 阪本 聡司 ・ 事業内容 : 石油化学品の製造および販売 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1394422319.pdf |