住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2014年10月16日
帝人、アラミド繊維11月から7%値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:帝人

帝人は16日、パラ系アラミド繊維「テクノーラ」、「トワロン」及びメタ系アラミド繊維「コーネックス」を11月1日出荷分から約7%値上げすると発表した。

原油価格の高騰、円安などによるコスト上昇が続く中で、同繊維の原料価格が上昇しており、自社の合理化努力のみで吸収できる範囲を超えているため、製品価格に転嫁することにした。

アラミド繊維は高強力、耐熱生、寸法安定性、耐薬品性など優れた特性を持つ高機能繊維の1つ。パラ系とメタ系の2種類に大別される。帝人グループは、パラ系アラミド繊維は主に防護衣料、自動車のブレーキパッドなどの摩擦材、タイヤ補強材、光ファイバーケーブル補強材向けに市場展開しておりオランダの「トワロン」と、日本の「テクノーラ」で世界市場の約2分の1を占める。メタ系の「コーネックス」は難燃性に優れるため、消防服などのユニフォームなど産業資材分野に用途を有している。





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