2016年04月18日
ポリプラ「POM新グレード」欧米展開強化へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ポリプラスチックス

ポリプラスチックス (本社:東京都港区、後藤 昇社長) は18日、ポリアセタール樹脂(POM)「ジュラコン」の旺盛な需要に対応して、欧州の規制にも適合する新グレードを3種開発したと発表した。
同社は2012年から欧米市場へ進出するため米国、ドイツ、メキシコに販売会社を設立してきた。
現在、POM、PBT(ポリブチレンテレフタレート)の販売量は当時の4倍に拡大したが、今回、新グレードの投入やコンパウンド能力増強によってさらに市場を拡げ、展開に弾みをつけたい考えだ。

■「新グレード」3種投入
欧州の厳しい食品接触用途・水廻り用途規制に適合する「ジュラコン」新グレードを開発した。同樹脂は本来、機械特性や耐疲労性、耐薬品性、寸法安定性などに優れ、汎用エンプラの中でも最もバランスのとれた樹脂として定着しているが、今回、射出成形用グレード2種と固形押出し用グレード1種を開発した。
◇「ジュラコン」M90-57 WK2001  :食品接触/水廻り用途 標準 一般射出成形用
◇「ジュラコン」M270-57 WK2001  :食品接触/水廻り用途 高流動 一般射出成形用
◇「ジュラコン」EX-09 WK2001   :高粘度 固化押出し標準

■コンパウンド生産能力拡大
ポリプラスチックスは現在、日本、マレーシア、中国、台湾に合わせて約29万トン/年と、世界最大のPOM製造能力を有するが、コンパウンド製品の供給能力を強化するため、このほどマレーシアの100%子会社、ポリプラスチックス アジア パシフィックの生産能力を9,000トン増強し、2017年6月には既存設備と合わせて35,000トン/年とする計画に着手した。グループのコンパンウンド能力は合計150,000トン/年となり、欧米新市場への供給に万全な体制を確立する。

■テクニカル・サービス拠点拡充
欧米地域の営業体制拡充にも取り組む。ユーザーの製品開発を技術的に支援するため、テクニカルソリューションセンター(日本)と米国(デトロイト)のテクニカル・サービス拠点、ドイツに駐在するテクニカル・サービス各拠点が緊密にネットワークを構築する。欧米市場の新たな需要を積極的に取り込む方針だ。
<テクニカル拠点>
・Polyplastics USA Inc.(Michigan) http://polyus.polyplastics.com/
・Polyplastics Europe GmbH(Frankfurt, Germany)http://polyeu.polyplastics.com/en/
・Polyplastics Marketing Mexico, S.A. de C.V. (Mexico City) http://polymx.polyplastics.com/en/


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1460962300.docx