2019年07月17日
旭化成建材、「住宅の温熱性能と居住者の意識(熱中症に関する意識)」調査結果を発表
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:旭化成、旭化成建材

旭化成建材(本社:東京都千代田区、堺 正光社長)快適空間研究所は、2018年8月に首都大学東京 建築学域 須永研究室と共同で、「住宅の温熱性能と居住者の意識」について調査を実施し、住宅内での熱中症に関する調査結果が判明したと発表した。

昨年の熱中症による全国の救急搬送者数(5月~9月)は過去最多の9万人以上だった。また、熱中症の発生場所別にみると、住居が38,836人で全体の40.3% と最も多く、住宅内での熱中症対策は喫緊の課題だ。

住宅内で熱中症になった場所は、「寝室」が1位、次いで「居間・食堂」で高齢の人ほど 熱中症に対する意識が低い傾向にあることなどがわかった。住宅内での熱中症の危険度を正しく認識している人は 2割以下、60代の認識は1割を切る。

また温熱性能が高い住まいに暮らす人ほど、 「 寝室 」「 居間・食堂 」 で熱中症になったと回答した人は少なく、寝室の温熱環境が快適になっている傾向にある。(温熱性能についてはニュースリリース参照)


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1563327538.pdf