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2023年05月23日 |
日本触媒、インドネシアでグリーンケミ事業参入へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
日本触媒は23日、インドネシア子会社のPT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(NSI)が、現地大手チャンドラアスリとグリーンケミカル事業への参入に向けて共同調査を行うことで一致し、基本合意したと発表した。 同合意に基づき、日本触媒とその関連会社である NSI、Chandra Asri は、再生可能エネルギーを使用したバイオナフサやバイオオレフィンなど様々なバイオ素材を生産し、サステナブルなアクリル酸やアクリル酸エステル、高吸水性樹脂(SAP)などを生み出す可能性を探る。 さらにチレゴン市の NSI 及び Chandra Asri が有する既存プラントの設備能力・強み・技術を最大限に活用しながら、バイオ原料の生産とサプライチェーン全体における環境負荷低減の可能性を評価する。 これらの取り組みは Chandra Asri が 2022 年に開始した重要プログラムである「包括的な ESG 活動」を一歩進めるものとなる。「包括的な ESG 活動」プログラムでは、Chandra Asri が世界的な ESG評価機関であるサステナリティクス社の格付けにおいて、業界内の上位 1パーセントを維持することを目指している。 一方、日本触媒も、グループ長期ビジョン「TechnoAmenity for the future」における「環境対応への変革」や2050 年に向けた GHG 排出削減ロードマップにおける「バイオマス原料の利用」に合致する。また、この取り組みは、インドネシア政府が掲げる「低炭素および気候レジリエンスに向けた長期戦略2050」実現にも貢献する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1684826167.pdf |