住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2025年01月23日
24年のエチレン生産 4,982.1千トン、6.3%減・石化協
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 石油化学工業協会は23日、24年12月のエチレン生産量は前年比▲1.9%( ▲8,900トン )の467,600トンだったと発表した。定修プラントはなし。プラントの実質稼働率は78.7%(前年同月80.3%)だった。
 24年1~12月の累計エチレン生産量は4,982.1千トン( ▲6.3% )となった。3年連続の前年比マイナス。
 これまでに過去最大のエチレン生産量を記録したのは2007年の7,739千トンだった。当時から大きく落ち込んだことになる。

 12月の主な石油化学製品の生産量を前年同月と比較すると、18品目のうちエチレン、LDPE、PS、PVC、VCM、EO、EG、AN、SBR、BR、芳香族BTXの計13品目がマイナスで、プラスとなったのはHDPE、PP、SM、MMAモノマー、アセトアルデヒドの5品目のみだった。

 同協会では、12月の国内出荷の動向について、「前月と比べ消費マインドに低下が見られる。国内の生産活動は、従来の予測では、12月は生産用機械を中心に増加が見込まれていたが、直近ではやや弱め傾向となっている」と分析した。輸出市場もアジア域内での引き合いは弱い状態のまま推移しているようだ。

主要石油化学製品生産実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1737609786.pdf

4樹脂
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MMA
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