住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2025年01月27日
三井化学、水系ファイバーレザー保護テープ開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学ICTマテリア(本社:東京都中央区、才本芳久社長)は27日、水系アクリル粘着剤を用いたファイバーレーザー加工時の保護テープの開発に成功したと発表した。同社の商品ラインナップに追加するとともに量産を開始する。

 このところ、金属加工分野では加工品の「高精密化」に加え、加工プロセスの「高速化」や「無人化」、「自動化」が可能なレーザー加工技術の成長が著しく、今後も継続すると予測されている。また、環境や経済・社会の持続可能性に対する要求が世界的に高まっており、これらの課題への対応が求められている。

 同社は今回、これまでに有機溶剤系粘着剤でしか達成できなかったレーザー加工時の保護テープ密着性を、水系アクリル粘着剤で実現した。これにより三井マスキングテープ の特徴である「加工品からの高速剥離」、「テープ繰り出し時の騒音抑制」を付与したまま、保護テープの生産工程で発生するVOCおよびCO2の排出を抑制することが可能になる。

ニュースリリース参照
・水系アクリル粘着剤を用いた 金属材のファイバーレーザー加工用表面保護テープの開発に成功
 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1737955230.pdf

・Mitsui Chemicals ICT Materia Uses Water-Based Acrylic Adhesive in ・・・
 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1737955230.pdf

(参考)
・三井マスキングテープ:https://www.mcictm.com/product/protect/mitsui.html





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