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2025年03月18日 |
トクヤマ、新規燃料添加剤の効果実証 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:トクヤマ |
トクヤマとトクヤマ海陸運送(本社:山口県周南市)の両社は18日、国内で運用する船舶燃料に、Being(本社:群馬県前橋市、伊藤宗樹社長)が製造販売する石油燃料添加剤「ECOMAX」を添加し、燃費改善の実証試験を実施したと発表した。2025年2月までの6か月の試験の結果、過去の同航路データ比較して、燃料使用を5.9%削減する効果を確認した。 「ECOMAX」は、トクヤマが製造販売する水素化マグネシウムを含有する石油燃料添加剤で、同試験を通じて、水素化マグネシウムの働きにより、重油などの燃焼効率が向上することを実証した 。 燃焼効率の向上は、排ガス(NOx、SOx、CO、CO )の削減につながることから、環境負荷の低減を図ることが可能となる。また燃焼室内部の汚れを取り除く働きにより、DPF(排気ガス浄化用フィルター)の再生周期を劇的に延ばす効果も期待できる。 なおトクヤマグループは、Beingと共同で製品改良を行い、2024年11月から、トクヤマソーダ販売(本社:東京都中央区、田中尚徳社長)を通じて販売開始した。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1742283868.pdf |