住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2025年04月10日
UBEのソフトセンサ設計ツール、化学工学会「技術賞」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:UBE

 UBEとUBEエラストマー(本社:東京都港区、横尾尚昭社長)の両社は10日、奈良先端科学技術大学の船津公人教授、東京農工大学の金尚弘准教授、富士電機の5者連名で、「包括的な機能を有するソフトセンサ設計ツールの開発」により化学工学会(SCEJ)の2024年度化学工学会賞「技術賞」を受賞した。

 受賞対象となったソフトセンサ設計ツールは、日本学術振興会プロセスシステム工学第143委員会ワークショップ(No.32)で、UBEを含む各参加企業や大学とともに共同開発したツールで実際にUBEのプロセスに適用して有効性を確認済みだ。

◆ソフトセンサとは : 物理的な計測器を使わずに、AIや統計解析を用いてプロセスの状態や品質を予測する技術のこと。例えば、温度や圧力、流量などの容易に計測収集できるデータを基に、リアルタイムで測定が難しい濃度などのプロセス値の予測を可能にする。この技術により、製品品質を予測したプラントの安定運転や、設備の異常状態を予測した計画的なメンテナンスを行うなど、製品需要を予測した生産計画の最適化やプラントのさらなる生産性向上に貢献する。


ソフトセンサ設計ツールが2024年度化学工学会『技術賞』を受賞
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1744265664.pdf

「UBEグループ行動規範」の制定について
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1744265664.pdf





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