2025年08月01日
三菱ガス化学と富士電機 水素燃料電池システムの共同実証検討を開始
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:三菱ガス化学、富士電機

三菱ガス化学は1日、富士電機(本社:東京都品川区、代表取締役会長CEO:北澤 通宏)と燃料電池とメタノールを原料とする水素生成器を統合した発電システムの共同実証に向けた検討を開始したと発表した。両社の強みを結集し水素燃料電池を幅広い地域・施設に向けて提供することを目指す。

富士電機は1998年に産業用燃料電池を製品化した。これまで庁舎や病院、大学など国内外で100台以上納入し、燃料電池システムとして20年以上の運転実績を有している。

三菱ガス化学は、メタノールの製造から販売、用途開発までを一貫して行う世界でも屈指のメタノール総合メーカー。近年ではCO2やバイオマス等から生成したグリーンメタノールを軸とした環境循環型プラットフォーム「CarbopathTM」の社会実装に向けた取り組みを進めている。


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1754026952.pdf